【5/31〆切】宇宙を活用したビジネスアイデアコンテストS-Booster

2021年5月13日キャリア,コロナとガクチカ,学生生活コラム,学生起業


皆さんこんにちは。

新学期開始から1ヶ月が経過し、新たな生活にも徐々に慣れてきたという方も多いのではないでしょうか?

少し生活に余裕が出てきて、新しい何かに挑戦したい!そんなふうに考えている学生の方はいませんか?

今回は、S-Boosterという宇宙を活用したビジネスアイデアコンテストについて、内閣府の宇宙開発戦略推進事務局の松浦様にお話をお伺いしました。

S-Boosterってどんなコンテスト?

–松浦様、本日はよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。

–それではさっそく、S-Boosterのお話を伺わせていただきたいと思います。S-Boosterは2017年から開催されていると言うことをウェブサイトで拝見したのですが、どのような経緯でこのコンテストが生まれたのでしょうか?

最近、宇宙に関わるニュースを目にする機会が増えてきたのではないかと思うのですが、昨今国内外で宇宙ビジネスが発展してきています。そこで、日本として更なる宇宙ビジネスの裾野を拡大していくための一つの機会提供 として、S-Boosterという宇宙を活用したビジネスアイデアコンテストを2017年から開催することになりました。

このコンテストでは、民間企業がスポンサーとして参画しています。S-Boosterでは国の関わる取組としては珍しく民間企業の協賛により、賞金を出すことが可能になります。もともと宇宙との関わりがそこまで深くないような異業種企業もスポンサーに参画し、スポンサー賞提供の為のアイデア審査・発掘等を行うことで、スタートアップを目指す応募者のみならずスポンサー企業にも本コンテストを通じて宇宙ビジネスに取り組むきっかけを作っていただくことを期待したコンテストとなっています。

–ありがとうございます。今年で初回の開催から4年が経つと思うのですが、年を追うごとに変化してきた部分があれば、お話しを伺わせていただきたいです。


2017年から2018年に関しては、規模を拡大したというところで変化があったかなと思います。より多くの賞金を提供できれば、事業化に向けた支援として非常に有効な支援になる為、2018年の開催では賞金をスケールアップしています。さらに2019年には海外進出もして、アジア・オセアニアを対象に募集範囲を拡大しまし た。2020年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響があり、残念ながら延期という形になってしまいましたが、今年については、感染症の状況も踏まえつつ、オンラインをうまく取り入れながら開催します。

–毎年アップデートをしながらより良い大きな規模のコンテストになってきているのですね。実際の応募者は、応募後どのようなフローをたどるのでしょうか?

まず、参加者の皆さんには専用のWebページから応募していただくことになります。Webフォームから所定の項目に基づいてご自身のビジネスアイデアを記入いただきます。

その後、6月頃に書類選考を実施し、書類選考を通過した方が、7月頃に二次選抜に進むことになります。二次選抜は、外部の審査員及びスポンサーの審査員の前でのプレゼン審査です。ここで通過した方がファイナリストとなり、メンタリングを受けることができます。

S-Boosterではファイナリストのメンタリングを担当してくださるメンターが30名程いまして、各チームに2、3人がつきアイデアのブラッシュアップを共に行なっていくことになります。

メンタリング制度ってどんな制度?

–メンタリングではどのようなことを行うのでしょうか?

大きく2種類ありまして、1つ目は合同でのワークショップ形式のメンタリングになります。これはファイナリスト全員に対してメンター等の専門家が講義をしていただくような形のものになります。事業化を目指すに当たって、起業についての入門的な講義やプレゼンテーションを行う際に重要になってくる伝え方についての講義などを行います。

2つ目が、個別でのメンタリングです。各チームに2、3人メンターがつくような形で、月に1回くらいを目安にブラッシュアップを行っていきます。

メンタリング期間を経て、ファイナリストの方々には最終選抜会に進んでいただき、大企業や投資家の前でプレゼンテーションをしていただくことになります。

–メンタリングはどのくらいの期間続くのでしょうか?

だいたい3-4ヶ月ほどをS-Boosterとしての枠組みとしては用意しています。なお、最終選抜回が終わった後も、S-Boosterの取り組みで知り合ったメンターやその他の方々との連携が、引き続き行われているというようなことをよくお聞きします。

–過去の受賞者の方のコメント拝見させていただいても、メンタリング制度についての言及が非常に多く、参加者にとって素晴らしい機会であると感じたのですが、メンタリング制度にどのような想いをかけていらっしゃるのでしょうか?


私共の想いももちろんありますが、それ以上にメンターの方々自身がとても熱いなという印象をもっています。我々としては、メンターの方々に、ビジネスアイデアをブラッシュアップして事業化に進める為の支援をしていただきたいといった想いでお願いしておりますが、各メンターは我々が期待している以上の想いを持って、宇宙に関わるビジネスを盛り上げるために、すごく積極的に応募者のアイデアをブラッシュアップしていただいています。

–ありがとうございます。自分の夢を乗せたアイデアを共にブラッシュアップしてくださるメンターの方々に出会うことができるということは、参加者の皆さんにとって非常に良い経験になりますね。

学生の自分にもチャンスはある?

–S-Boosterには誰でも参加することができるのしょうか?

はい。どなたでも参加いただけます。

個人またはチームどちらでも参加できます。例えば、学生、社会人、フリーランス、ベンチャー企業、公務員、退職した方等、どなたでもご応募できます。

唯一条件としてあるのは、応募アイデアに対してで、機関投資家からの投資を受けていないアイデアのみが応募対象となります。

–ありがとうございます。過去に学生で受賞をしたケースもあるのでしょうか?

はい。大学生と社会人の混合チームで受賞した例や学生チームが予選通過したなど様々な事例があります。高校生からの応募もありました。S-Boosterで評価されるのは、どういったアイデアを出してくるのかというところですので、本当に誰にでもチャンスのある機会となっています。

–本当に夢のあるコンテストですね。年齢に問わずチャレンジができて、さらに事業化の道も開ける可能性がある。夢の切符をつかむようなコンテストだなと感じました。

–もともと宇宙に興味のある方はもちろん、この記事を読んで、今まであまり触れる機会がなかったけれどもコンテストに興味があるという方もいるのではないかと思います。そんな方々にどのような観点から考えてみるのが良いかヒントをいただくことはできますか?

はい。宇宙の活用には2つの側面があると考えています。ます一つ目が、ロケットや衛星を作って打ち上げるという最近は小型のものが登場してベンチャー企業も参入して、多くの人がよくイメージする宇宙ビジネスです。この部分は、次期産業としてどんどん広がっている最中で、非常に盛り上がっていますので、そこに挑戦していただくのも良いかなと思います。

次に二つ目が、宇宙というインフラを活用したビジネスです。例えば、GPSを使った地図アプリを使われている方は非常に多いと思うのですが、それも衛星を使っています。少し考えると、実は通常私たちが使っているものにも宇宙のインフラが活用されています。そこからさらに派生して何かをするというビジネスもできると思いますし、衛星画像を活用したアイデアなど様々な活用を考えることができると思います。宇宙を活用して、地上でサービスやビジネスを展開していくという分野はまだ未知数なところも多く、誰でも参入することができる大きなビジネスチャンスだと考えています。

–ありがとうございます。宇宙と聞くと、自分と遠く感じてしまうような気がしますが、よくよく振り返ってみると私たちの日常にも宇宙が深く関連しているのですね。最後に応募を考えている学生にメッセージをいただきたいです。

S-Boosterは政府が取り組んでいるもので、どなたでも応募することができます。このチャンスを逃す手はないと思います。想いを持った学生さんも多数いると思うので、その想いを活かす場として、この取り組みは非常に良いプラットフォームだと思います。応募自体は非常に簡単ですので、皆さんにチャレンジしていただけたら、我々としても非常に嬉しいです。当然受賞するように頑張っていただきたいですが、仮に受賞することができなかったとしても、この機会に挑戦することで、ご自身のこの後のビジネス、社会人として進んでいく上での一つの良い経験にしていただければと思います。

–ありがとうございます。本当に今おっしゃっていただいた通り、受賞するのももちろん受賞できなかったとしても本当に大きくて貴重なチャンスだなと感じました。

–学生の皆さん。ぜひこの機会に挑戦してみませんか?

S-Booster概要

趣旨S-Boosterは、起業や企業内での新規プロジェクト立ち上げ等を目指す方を対象に、宇宙のアセットを活用した、新たなビジネスアイデアを募集し、専門家によるメンタリングと呼ばれる、経営面での助言等を通じて、各アイデアの事業化に向けた支援を行うコンテストです。また、S-Booster の最終選抜会では、宇宙分野に関心を持つ投資家や事業会社などの前でビジネスアイデアの発表を行うことで、アイデアを持った個人・企業と投資家・事業会社とのビジネス・マッチングの機会を提供し、その後の事業化に向けた支援を行います。
4回目の開催となるS-Booster2021では、コロナ禍を踏まえてオンラインを活用して開催します。
日本国内とアジア地域に分かれて提案を募集し、それぞれの一次・二次選抜を勝ち抜いたファイナリストは共に、2021年12月17日(金)に行われる最終選抜会に進出し、競い合います。
応募資格日本国内又はアジア・オセアニア地域の個人又はグループとします。
(なお、未成年の方は、成年の方とのグループでの参加をお願いします。)
※ビジネスの事業化を目指す意思がない者によるご応募は不可とさせていただきます。
※既に機関投資家から資金調達を受けているアイデアは応募できません。
(エンジェル投資家からの資金調達を受けている場合は応募可能です。)
応募テーマ・日本国内とアジア・オセアニア地域のそれぞれにおいて、宇宙を活用した新たなビジネスアイデアを募集します。
・既に実証されているものに限らず、将来実現すべき技術等でも構いません。
①宇宙を活用するビジネスアイデア※
スポンサー企業の提示テーマに沿ったビジネスアイデア

* アジア・オセアニア地域からの応募については、日本との連携があるものとします。
例)日本企業・組織等と連携
日本の宇宙機器や宇宙システム(準天頂衛星システム「みちびき」「Tellus」、日本の機関・企業のロケット、衛星、サービス等)の利用等
〆切2021年5月31日(月) 17時

出典:S-Booster 2021 公式サイト

*応募に関する詳細は必ず「応募要項」をご確認ください。

\ガクチカの最新情報・イベント情報を受け取ろう/

2021年5月13日キャリア,コロナとガクチカ,学生生活コラム,学生起業

編集担当者 k-sugata